記事

ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま 2025

6連続バーディで一気に浮上!鈴木海斗が久々の優勝争い

スタートホールでまさかのダブルボギースタート。鈴木海斗に変な焦りはなかったが、なんとなく嫌な流れになりそうだと予感が走った。ただ、3ホール目の難しいパー3でバーディが来て一息つけたのが大きかった。

前半を3バーディ、1ダブルボギーのアンダーで折り返すと、後半は怒涛の6連続バーディを含む7つのバーディを奪い29。終わってみれば通算13アンダーの3位に順位を上げて2日目を終えた。

 

「特に調子が悪かったわけではないんですが、ゴルフが噛み合わずで」。

今季は『JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI』で2位タイ、『太平洋クラブチャレンジ』でも5位タイ。さらにはレギュラーツアーの『関西オープンゴルフ選手権』で上位争いをしての13位タイで大きな自信を得ていた。

 

優勝の雰囲気が漂っていたが、そこから上位になかなか食い込めずにいた。連戦の疲れもあっただろうが、上位フィニッシュを繰り返す内にもっとやれると前のめりになっていたのかもしれない。ただ、それも経験と考えれば無駄ではない。

なかなか上位に入れない時期は、鈴木が自身のゴルフの中で最も大事にしているドライバーとパッティングの精度を磨いた。

ティショットでフェアウェイをキープして、グリーンで決め切る。スコアを伸ばすために最も必要なスキルを向上させたことが今週の優勝争いに繋がったのかもしれない。

優勝を狙える絶好のチャンスを活かせるかどうか。明日の最終日に注目したい。


 

関連記事