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南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント 2025
大嶋宝はあと一歩届かずも収穫の3位タイフィニッシュ
首位とは4打差の11位タイからスタートした大嶋宝が最終日に猛追。5バーディ、ノーボギーの5アンダー66をマークし、通算13アンダーの3位タイに入った。
最終ホールでバーディが入っていれば一縷の望みがあったが惜しくもカップを舐めた。
「ラインはわかっていたので入る流れだったんですけど、惜しかったですね。でも今週はパッティングの調子が良かったので」。
今シーズンはレギュラーツアーで9試合に出場して6試合で予選を通過。安定はしているが上位に行ききれない歯痒さもあった。要因の一つがパッティングだ。元々構えたらすぐに打つタイプで、その速さはツアーでも随一。シンプルに余計なことを考えずに打つのが大嶋の特徴だが、結果が出なければ悩みも出てくる。ただ、そんな経験を大嶋はプロデビュー直後にすでに経験しているだけに変な焦りはない。チャンスを待ち続けた結果が今回の3位タイだ。優勝に届かなかったものの歯切れのいい大嶋特有の早いテンポに磨きがかかりそうだ。
次戦はレギュラーツアーの『リシャール・ミルチャリティトーナメント』に出場予定。いい流れで北陸に乗り込む大嶋のプレーに注目したい。














