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〜全英への道〜ミズノオープン 2025

ミズノ契約の大嶋きょうだいがホスト試合で初競演「2人で出ることに意味がある」

昨年の末弟・港(みなと)に続いて、三男・宝(たから)も、初のホスト試合に見参だ。
揃ってミズノ契約のホストプロ。
地元・岡山県倉敷市出身の大嶋きょうだいが、ミズノ主催のホスト試合で初競演する。


港と宝(左から)がホスト試合で初競演。ミズノの大阪・関西万博公式ライセンスグッズのミャクミャクもきょうだいお揃い


「実はきょうだいで初めてプロの試合を見に来たのもここです」と、明かしたのは三男・宝
「8歳のときです。初日に、石川遼さんを見に来て、67を出されて3位で出られた(最終結果も3位)。終わってすぐ帽子にサインをいただいたことも、今もはっきり覚えています」。

もちろん、末弟の港も一緒。
2歳下の6歳だったが、14年前の思い出は、と同じく今も鮮やか。
プロゴルフを目指すきっかけとなった男子ゴルフの“スーパースター”は、きょうだいの共通アイコンだ。
「遼さんにいただいた帽子は今も大切に取ってあります」と、証言した。「その大会で、兄と一緒に出られるのは感慨深い」。

4兄弟のうち、長男の炎(ほのお)もプロゴルファーだが、出場資格を得たのは一昨年のQTで5位の資格を得た末弟の港が一番乗り。
また昨年のチャレンジトーナメント(現・ACNツアー)で初優勝を飾ったのもが先(4月「i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘」)で、同年10月にが追随(「石川遼 everyone PROJECT Challenge」)。

ただし、翌年の出場優先順位が決まる最終の賞金ランキングはが3位で、が4位となり、関係者の間でもきょうだいの切磋琢磨が話題になった。
「先にプロになったのも港(23年、当時18歳)だったし、優勝もが先。悔しい気持ちはあったけど、僕もそのあとすぐ優勝できたので。2人で一緒に試合に出られることに意味がある」と、三男・宝

末弟・港は「…やっぱり負けると腹立ちます。明日も意識しながらやると思う」と、メラメラきょうだい。
「2人で頑張りたい」と、健闘を誓いあう。

ちなみに、きょうだい共通の好物はお肉と、カルピス。それも、原液のを調節して自作するのがきょうだいのお気に入りだ。
「調子が良いときは濃くして、きょうはちょっと、のときは薄めに。気分で変えられるのがいいですよね」と、2人とも熱弁。
ゴルフもきょうだいそろって濃いめにいきたいところだが…。「うまいこと言いますね!」と、ニコニコきょうだい。

末弟・港が初出場した昨年大会は、倉敷の実家から1時間ほどかけて通勤したが、2人そろった今年は、県境の広島県福山市内に宿を取り、あす初日からお父さんも合流する。
「地元ですし、日ごろお世話になっている方や友達も見に来てくれると言っているので頑張りたい」と、声が揃った。

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