順調に伸ばしていた選手が終盤で落とし穴に。伸ばし合いになりそうで、なんとなくこう着状態となっていた大会１日目だったが、気がつけば日高将史が首位と１打差の２位タイでホールアウトしていた。

「14番ホールのセカンドショットが入っちゃって。それで勢いというかいい流れに乗れたというのはありますが、ショットに関しては誤魔化し誤魔化しの部分はありますね。ただ、パットは良かったと思います」。

際どいパーパットを入れて、チャンスはしっかり決める。これが日高の強さだ。

先週の韓国の試合で予選落ちに終わったものの、好感触で日本に帰ってきた。

「いいゴルフはできていたと思います。ピンポジションも難しかったので、しっかりマネージメントをしなければならない状況だったので、そういう意味ではいいゴルフができる雰囲気にはなってきました」。

本大会は2015年のチャンピオンで、コースとの相性は間違いなくいい。明日も厳しい暑さが予想されるが、厳しい状況になるほどじわりと順位を上げる日高の真骨頂が明日も見られそうだ。

• 日高 将史