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ハナ銀行 インビテーショナル 2025
デロスサントスが1差2位、3差の3位に岩田ほかトップ10に6人のJGTO選手
最終ラウンドを前に、5打差8位に13人。JGTO勢は、うち6人。
首位を走る韓国PGA選手の崔鎮鎬(チェ ジンホ=Jin-Ho CHOI)を一丸で追う。
⛳最終ラウンド組み合わせ
1差の通算14アンダーで、単独2位につけたフィリピンのジャスティン・デロスサントスは、参戦6季目の日本ツアーで初Vがかかる。
この日は、3番で今週初ボギーを叩いたが、5番から連続バーディ。「5番は長いパー3なのですが、そのおかげで盛り返した感じがします」と、首位に追随。
18番のバーディ締めで差を広げず「明日は自分自身とコースとの戦い。ベストを尽くしたい」。
韓国での通算8勝目に挑む岩田寛(いわた・ひろし)は3打差の3位タイで、最終日に向かう。
「今日はショートばっかり。パターのタッチが合わなかった」と、たびたびチャンスを逃しながらも4バーディ、2ボギーでこらえて「70」。
「自信は今はない。明日はやってみないとわからない」と、明言しないのはいつものこと。
「全部がポイント。前半で、バーディがたくさん取れれば、あとは雰囲気で決めます」。
44歳が、どんな結末を演じてくれるか。
そのほか、日本ツアー7勝のショーン・ノリス(南ア)が、通算12アンダーで5位タイにつける。
また、通算11アンダーの8位タイには坂本雄介(さかもと・ゆうすけ)と、岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)と、大堀裕次郎(おおほり・ゆうじろう)ら。
この日通算6アンダーの27位タイから出た大堀は、4番のパー5でボギーを先行させたが、その後4バーディと、最後18番では残り215ヤードから6アイアンで3メートルにつけてイーグル締め。
松山英樹や石川遼と同学年で、22年のチャレンジトーナメント(現ACNツアー)では最終戦で逆転の賞金王に。
以後3季連続6季目のシード権を維持するが、ツアー優勝はまだ。
「フェアウェイに行ったときに、しっかりバーディチャンスにつけるように。前半9ホールでいい感じで回れたら、まだチャンスはあるかな」。
プロ13年目の大逆転初Vをにらむ。
また坂本は、10番ティの裏街道から出て、7バーディ、ボギーなしの「65」をマーク。
この日のベストスコアで、前日の通算4アンダー・58位タイから一気に順位を上げてきた。
「優勝争いでもないですし、今週でシードを決められたら」と、欲は見せないが、この日の勢いを継続できれば、十分にプロ7季目の初V圏内だ。














