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カシオワールドオープン 2002

 「僕の勝利をきっかけに…」

ワンツーフィニッシュでまたもや大活躍のオセアニア勢。スメイルはホールアウト後、2位のブレンダン・ジョーンズ(=同右)と固い握手
今季大ブレークのオセアニア勢、デービッド・スメイルが彼らの牽引役

豪州出身で、プライベートでもよき友人のブレンダン・ジョーンズとのワンツーフィニッシュ。
スメイルはそのお隣の国、ニュージーランド出身で、今シーズンはあと、豪州出身のスコット・レイコックを含め、この3人で10月に3週連続で初Vを独占するなど、オセアニア勢の活躍が話題となった。
この大ブレークのきっかけを起こしたのが、他でもない、今週優勝のスメイルだった。

10月の日本オープンでの、スメイルの優勝を皮切りに、レイコック(ブリヂストンオープン)、ジョーンズ(フィリップモリス)が、後に続いたのだ。
スメイルは、優勝インタビューで「僕が勝ったことで、あとの2人も『俺にもやれる』って思えたんだと思う」と、その原動力を分析した。

しかし、いずれは米ツアーへの本格参戦を夢見る2人に対し、スメイルは、「僕は、日本ツアーで戦うことが大好きなんだ」という。
次週も、豪州ツアーのビッグイベント『オーストラリアンマスターズ』が開催されるが帰国せず、ジャパンゴルフツアーの最終戦『日本シリーズ』に出場する。
その理由について、照れたような笑顔を浮かべてから、
「実はね、日本のほうが、マネーが良くてね(笑)やはり、プロである限りは、より多くの賞金を稼ぐことに力を注ぐのが、第一でしょう?」と、スメイル。

「今年は2勝して、新しい家も買ったし、素晴らしい家族もそばにいて申し分ない1年だったけど、あともうひとつだけ…。ちょっと高価な車を、手に入れたいって思っているんですよ。そのためにも、たくさん稼いでおきたくて…(笑)」

今季、一気に実力を開花させたスメイルが、来シーズンもジャパンゴルフツアーの台風の目となる。

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