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ダンロップフェニックストーナメント 2023

もうすぐQTサードを受験。@杉浦悠太さんが松山に1打差

インの第1組で上がったときは、松山英樹と並んで首位だった。

今年9月のABEMAツアー「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジ in ふくしま」で、史上8人目のアマVを達成し本大会の出場権を獲得。

今年唯一のアマ出場を果たした。

日本大学4年生、22歳の杉浦悠太さんが、7アンダーの「64」で2位と大奮闘した。



「今年は記念の大会ですし、出られるだけで嬉しい」と初々しく言ったが、あまたのプロにまみれて初出場で初日にこの位置。

フェニックスカントリークラブはアマ選抜のナショナルチームに解放されている強化コースだが、合同の合宿場はアカデミーを擁する練習場と、おとなりのトム・ワトソンコースがもっぱらで、本コースは中学時代にジュニアの試合で回って以来。


「1回曲がり出すと、びびって曲がり続ける。練習ラウンドでもそうでした」というほぼ初ラウンドのコースで、8バーディとボギーは1つ。

4番から連続バーディ後の6番では「完全なミスショット」。右に曲げたティショットは右に跳ね、さらに窮地になった。

「ボールの後ろに木があって、ちゃんとテークバックもできなかった。乗せるので精一杯」と、辛くも切り抜けると、すぐ7番、8番とバーディを続ける底力を見せた。


決勝ラウンドでこそ回りたいのはやっぱり、松山。

「オーラが思ったより大きかった。そこにいる、という感じ」と、畏怖するメジャー覇者と1差につけたが、翌2日目はまだ大会前に決められた組み合わせのため、お楽しみはあさって以降にとっておく。

「今日は凄く良いゴルフができたので明日も伸ばしていきたい」と、気合いが入った。


勝者にマスターズの出場資格がある先月のアジアアマは、プロ転向時期を来季にずらすほどの覚悟で臨んだが、予選敗退した。

「まさか、落ちるとは思わず。ヘコみました」と落胆をこらえて、悩まされたショートパットの練習に明け暮れ、「きょうはバーディーパットが思うように打てた。距離感が合っていて、イメージした通りに転がった」と、量産につなげた。


愛知県出身。お父さんの手ほどきで3歳からゴルフを始め、福井工業大付属福井高校から日大へ。

ツアーでも活躍し、2017年の初出場から21試合に出て、2022年の日本オープンで3位タイの成績を残すなど、プロ顔負けの活躍をしてきた。


いよいよ、今月28日から、来季のツアー出場資格をかけたQTサードが始まる。

その直前に得た大チャンスだ。
本大会のアマ成績は、2012年に松山が残した2位が最高。

「チャレンジャーなので、失うものは何もない」。
大会初のアマVで、一気に仲間入りする手もある。

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