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久常が1差2位タイ、川村は5位タイで決勝へ(欧州ツアー2日目)

20歳の久常涼(ひさつね・りょう)がまた爆発した。

アフリカ・ケニアのナイロビで行われている「マジカルケニアオープン」の第2ラウンドで「63」。
首位のナチョ・エルビラ(スペイン)に1差の通算9アンダーまで伸ばして、2位タイで決勝ラウンドに進出した。


Leaderboard - Magical Kenya Open Presented by Absa 2023 - DP World Tour (europeantour.com)


「標高が高いコースなので、飛距離が出すぎるのが逆に難しい」と、けっして楽な条件ではないが、2度の3連続を記録するなど怒濤の10バーディ(2ボギー)で初日の50位タイから急上昇。

「日本のグリーンと同じような転がりをしてくれるので、ラインが読みやすかったり、自信を持ってパッティングができている。今日はすごく良い流れでプレーができた」と、欧州ツアーの取材に答える声も楽しそうだ。


さらに、シード4季目の川村昌弘(かわむら・まさひろ)が2日連続の「67」をマーク。久常に続く通算8アンダーの5位タイにつけており、日本勢2人が初優勝をにらむ絶好の位置で灼熱の決勝ラウンドに挑む。


なお、昨季日本ツアー賞金2位の星野陸也(ほしの・りくや)は通算2オーバーの99位タイ、同3位の岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)は通算5オーバーの125位タイで予選敗退した。