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金谷拓実が4差の圧勝。アジアンツアーで初優勝

アジアンツアーの「インターナショナルシリーズ オマーン」が12日に終了し、金谷拓実(かなや・たくみ)が同ツアーで初優勝を飾った。


最終成績



2位の久常涼(ひさつね・りょう)に、1差の通算9アンダーで最終ラウンドを迎えた金谷は前半9ホールで3バーディを記録。

5差をつけて折り返すと、後半はバーディー2つに、ボギーは4つと乱れながらも「71」で回りきり、最後は4差の通算10アンダーで逃げ切る圧勝だった。


世界アマランク1位や日本ツアーで史上4人目(現在6人)のアマV、マスターズの出場&予選通過など、アマの栄華を極めて2020年10月にプロ転向してすぐ2勝。
ルーキーシーズンに賞金2位と改めて非凡を見せると、2022年からすぐ海外に活躍場を求めて各国ツアーを転戦。

最初の記念の1勝をアジアンツアーで飾り、次週は16日ー19日の欧州・DPワールドツアー「タイランドクラシック」にエントリー。
勝利を求めてまだまだ駆け回る。


金谷に1差の2位から出た久常涼は、3バーディに対してボギーとダブルボギーも3個ずつと崩れて「78」。
木下稜介と共に、通算2アンダーの7位タイに終わった。

昨季賞金王の比嘉一貴はボギーなしの「68」を記録して通算イーブンパーの13位タイ。
谷原秀人と香妻陣一朗は通算1オーバーの17位タイにつけた。
稲森佑貴が通算5オーバーの43位タイ。
堀川未来夢が通算6オーバーの52位タイ。
大槻智春は通算9オーバーの62位タイだった。


なお、今週の欧州・DPワールドツアー「シンガポールクラシック」で同ツアーのデビュー戦を果たした蟬川泰果は通算3アンダーの60位タイで終了。Results - Singapore Classic 2023 - DP World Tour (europeantour.com)


「今週は予選通過というのはクリアできた。このままのレベルで止まっていたくないので、もっともっと上位で戦えるように、初日からしっかり伸ばして、良いところで最終日を迎えられるように頑張りたい。もっと自分はできると思って、自信を持ってプレーすることを来週はやってみようと思う」(蟬川)。

思い新たに次週の「タイランドクラシック」で欧州2連戦に挑む。

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