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大西魁斗がバハマから主戦場をスタート( 米二部コーンフェリーツアー)

プロ3年目の大西魁斗(おおにし・かいと)が今季主戦場の米二部コーンフェリーツアーで第一歩を踏み出す。

来季PGAツアーへの昇格を目指し、22日ー25日の同ツアー第2戦「バハマ・グレート・アバコ・クラシック」でスタートを切る。
米デビュー戦を飾った「ソニーオープン・イン・ハワイ」を経て合流する。


The Bahamas Great Abaco Classic at Baha Mar - Leaderboard


昨年の「フジサンケイクラシック」で初優勝を飾るなど活躍し、日本ツアーの賞金ランキングの資格でQスクールを受験。
12位に入り、まずは前半8試合の出場資格を確保した。

確実に成績を残していければ、優先順位の組み替えにより、出場機会を増やしていける。
最終的にトップ30位に入れば、来季PGAツアーにも昇格できる。


9歳で渡米し、名門スポーツスクールIMGに入校。
南カリフォルニア大学では全米学生選抜のオールアメリカンにも選出された経験を持ち、英語のほうがだんぜん得意なバイリンガルには“ホーム”に戻ったのも同然だ。

昨年の優勝時に「目標はアメリカで世界一になることです」と、語った。
ようやくスタート地点に立つ日が来た。


そのほか、昨秋の同ツアーQスクールを2位で突破したチャン・キムは、前週の「バハマ・グレート・エグズーマ・クラシック」に続く2戦目。

なお、Qスクールで45位につけた桂川有人も来月以降の試合で合流できる見込みだ。