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ZOZO CHAMPIONSHIP

久常涼は韓国→2年連続の日米開催へ「若いうちにいろいろな国で」

初日3アンダーの5位発進した賞金1位の比嘉に次ぐ日本勢の上位には、1アンダーの21位タイで久常涼(ひさつね・りょう)と、桂川有人(かつらがわ・ゆうと)の2人。  初日のスコア



久常は、初出場の昨年に続いて、2年連続で主催者推薦を受けての参戦だ。

「今年も1番ホールで凄い緊張して…。硬い中でのスタートになったんですけど、その中でも前半は耐えるゴルフができました」と、1オーバーで折り返した後半最初の10番で初バーディ。


13番、14番では5メートルと3メートルのチャンスを沈めて連続バーディを奪った。


6アンダーで単独首位に立った同組の米ブレンダン・スティールとは、5打差のスタートとなったが、4オーバーの68位と大きく出遅れた昨年大会とは雲泥の差。

「今年はいいスタートが切れたのは、良かった」と、大雨に降られたタフな1日を乗り切った。


先週は、韓国ツアーの「ジェネシスチャンピオンシップ」に出場して13位の成績を持ち帰った。

「若いうちにいろいろな国で力を試したい」と、今年11月に行われる欧州ツアーのファイナルQスクールにエントリー済みだ。

先週までの賞金ランキングは15位で、同5位までに与えられる米二部ツアーのファイナルQスクールの出場資格には届かなかったが「この大会で、良い結果を出せばチャンスも出てくる」。


夢を叶えるルートはいくつもある。

「周りは凄い選手ばかりですが、また明日から自分らしいプレーを続けて頑張りたい」。

先月、20歳になったばかり。
日米開催で、若きリョウの名前も広める。

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