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ZOZO CHAMPIONSHIP

米デビュー戦で同窓会。ZOZO所属、アメリカ仕込みの大西魁斗「目標は優勝」

わずか78人と、限られた出場枠に自力で食い込んできた。
今春から、大会主催のZOZO所属。同社として初契約の男性アスリートとなった。

プロ2年目のホストプロ、大西魁斗(おおにし・かいと)はJGTOの賞金4位で、目標だった米初参戦を果たす。


「ホストプロとしてPGAツアーデビューできます。全力を尽くして頑張りたい」と、12日の前日会見で意気込みを述べた。

普段はどちらかというとシンプルなものを好むが、今週はファッションサイトのスポンサー大会らしく、練習日からデザイン性のあるウェアを着用。


「1週間を通して色を考えたりしているので。楽しみにしていただければ」などと会見はしっかりと日本語で応えたが、9歳で渡米し、南カリフォルニア大学卒業まで過ごしたので実は英語のほうがだんぜん得意。


火曜日の練習日には大学時代から知るコリン・モリカワと流ちょうに「お久しぶり」のハグ。
「今週もリラックスしてできる。やりやすい」と、日本開催の米ツアーではむしろ、本拠に戻った雰囲気。

予選ラウンドで同組になった人気上昇中の米、サティス・ティーガラは、12歳から知る大親友で、大西と同級生の桂川有人(かつらがわ・ゆうと)も交えた11日火曜日の練習ラウンドは、同窓会みたいになった。 初日のティータイム


左からティーガラ、大西、桂川。みんなトモダチ


「3年ぶりくらいなんだけど、カイトはめちゃくちゃファニーなヤツでさ! ゴルフでは、中、高、大学とライバルだったけど、一緒に遊びに行ったり凄く仲も良かったし、また会えてめちゃくちゃ嬉しい!」と、ティーガラも大喜び。


「昨日(火曜日)も一緒に回って、あとまだ2ラウンドも一緒にできる。カイトは日本ツアーでも頑張ってて、今週は米デビュー戦だけど、顔なじみの僕とやれるのは、彼にとってもいいんじゃないかな? 勿論、僕にとってもね」と、本戦での共闘も、本当に心待ちにしているようだった。


大西も、「試合になると、もちろんお互い集中し合いますが、横に知っている人がいることは大きいと思います」と、頷く。

デビュー戦での友との再会を噛みしめながら、心に秘めた思いはひとつ。
「今週の目標は優勝です」。
プロ転向後のキャリアでも、ここらで一気に友に追いつく。


お互いのインスタに載せる用みたいです

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