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Shinhan Donghae Open 2022

実はルームメイトとアベックVだった。大西魁斗は初V後のエピソードもアメリカ仕込み

初優勝後のエピソードもアメリカ仕込み
大西魁斗(おおにし・かいと)が先週の「フジサンケイクラシック」でプレーオフを制した日。


海の向こうの米二部コーンフェリーツアーで最終戦を制して賞金1位に就いたジャスティン・サーは、南カリフォルニア大学時代のルームメイトだったそうだ。


「8人部屋で一緒に過ごした仲間のひとりなんです」と、明かし「彼も初優勝だったので。凄く嬉しかった」と、めったとない偶然に、二重の喜びを味わった。


アベックVでした。海の向こうとエールを交換



V後に数え切れないほど溢れたお祝いメールの中には、どうやら今では米ツアーで活躍する元チームメイトの名前もあったようすで、「まだ全部目を通せてない。試合始まる前にやっておかないと…」。
果たして7日午後12時のティオフまでに返信しきれるかどうか。


単身渡米のジュニア期から習う丸山茂樹は先週のV直後にすぐ連絡をくれた。
「パットのバックスイングが短すぎる」と、プレッシャーがかかった際の悪癖を指摘され、「今後のためになりました」とさっそく今週、2週連続優勝のためになる。


韓国とアジアと日本で出場枠を分け合う今大会は先週の初Vできゅうきょ出場資格を得た。
急いで帰宅し、荷物を詰め直して6日火曜日の夜に会場入りした。


前週の優勝者として、7日水曜日のプロアマ戦のメンバーにも選ばれ、アジアンツアーの役員さんら海外の要人をベラベラ英語でおもてなし。

「プロとして、当たり前の仕事です」と、V後の疲れもみせずにそつなくこなしていざ、本戦へ。


「まだ試合が続くので。お祝いじゃなく、気をひきしめています」と、余韻にひたるのもきょうまで。
「今週も予選をとおって、優勝できる位置で決勝ラウンドを迎えたい」。
初Vからの連勝で、ルームメイトとの差を一気に詰める。

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