スナッグゴルフを導入して2年目の北海道北広島市で、記念すべき第1回目のスナッグ ゴルフ大会が開催され、秋晴れの好天の下、市内の小学校から29名の児童たちが参加 し、高学年の部と低学年の部の2つのカテゴリーで競われた。

参加したのは、西部小学校 、東部小学校、大曲小学校、高台小学校など、市内の小学生たち。

この大会は、北広島市教育委員会が主催し、市のイベントである「元気フェスティバ ルinきたひろしま」の一環として開催され、北広島市総合体育館のゴロッケーコースを利用して行われた。

北広島市教育委員会では、LPGAの小泉裕子プロの指導による、定期的なスナッグゴル フ教室を開いており、ここ数回は特設コースを作っての体験プレーも始まり、本格的 な活動が続いている。

とは言え、まだまだ経験の浅い児童たちは、進行もおぽつかず、コースプレーには時 間を要し、5ホールを1時間半かけてまわる、という状況で、この日の第1回大会も進 行が心配されたが、2ホールを経過すると、要領をとリズムをつかみ、1時間ほどで6 ホールをまわることができた。

児童たちの成長ぶりもさることながら、各組に随行した体育指導員の手際も良かった。

初めての大会に応援に駆け付けた体育指導員は11名。谷口博之会長の指揮のもと、受 付から用具配布、そしてスコアラーに集計と、子ども好きな11名の体育指導員たち は、笑顔と温かさで子どもたちを応援した。

北広島市では再来週にANAオープンが開催されるが、大会最終日に行われるキッズエスコートと、翌21日に札幌北広島ゴルフ倶楽部で開催される、「第1回北広島スナッグゴルフ大会札幌北広島GCカップ」 への出場を、この日に参加した児童たちは心待ちにしている。

北広島市には、スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会における社会貢献活動の一環として、当 機構からスナッグゴルフが4つの小学校に導入されており、今年も新たに2校への導入 が予定されているので、北広島市内での更なる広がりが楽しみだ。