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長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2021

対・上井に挑む比嘉。必殺の2勝目を狙う(ライブ配信中です)

良かった…ってどっちの意味?©JGTOimages
最終日を単独首位で出る上井邦裕が、「殺されるかと思いました」と物騒なことを言ったのは、3日目のプレー後。

つい終えたばかりの18番で事件は起きた。
2打目を刻んで、先に3打目地点の端のほうで待っていたときだ。

まさかの魔球が飛んできた。
上井を2打差で追いかけていた比嘉一貴の第2打。
「6年分くらいのミスをした」という。

最後のパー5だが、2オン狙いではなかった。
「グリーン横の右ラフまで持っていければ、横からの転がしで寄せられるかな、と、バンカーの右サイドを狙って。それがちょっと力んだのか」と、クリークのショットが強烈に右に曲がって、もろ上井のいるほうへ。

「惜しかった」と、照れ混じりに笑った。
「ちょっと狙っていた部分もあるんですけど」と、上井への直撃をまぬかれた安堵を、わざと冗談めかして伝えた。

「ヒールトップ。鉄(アイアン)だったらシャンクです。ライも良かったし、イメージも良かったんですが…そういうこともあるんですね」と、あわやの場面もパーを死守して二重の安堵だ。

因縁(!?)の上井と、再び最終日最終組で争う。
3日目はひやりとした場面もあったが、普段は頻繁に情報交換するなど、いい先輩・後輩関係を築く。
上井がいま使っているパターも、比嘉が5月の試合でたまたま勧めたのと同じモデルという。

「その時に僕もそれを使っていたんですけど、それどうなのって聞かれて、いいですよって話しをして、まさかそれを使っているとは。今日も凄い良いパッティングッティングをしていたので合っているんじゃないかな、と」。

好調を間近でじっくり見てきた。
「上井さんが良いプレーをされていたので僕もそれに引っ張ってもらった」と最終日こそ遅れず追随。
必殺のツアー2勝目で先輩を仕留める。

劇的ドラマのクライマックスは、ぜひライブ中継で。

最終日も一挙4チャンネルでお届けします。
前回覇者の石川遼の密着のチャンネル2をはじめ、ピックアップチャンネル3では注目組を追っかけ、同4では池がらみの5番パー4で全選手のプレーを網羅。
そしてそれらすべてが一画面で見られるメインチャンネル「1」では同画面でスポーツギフティングイベント「エンゲート」の特別サイトとリンクしています。
日本ゴルフ界初となる取り組みもいよいよ最終日、ライブ中継と合わせてぜひお楽しみください。

また、15時30分からはTBS系列全国28局ネットによるテレビ中継でもお楽しみください。

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