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全英オープン3日目丸山茂樹は通算4オーバー、51位タイ

1番で、いきなりアンラッキー。「完璧に打った」ティショットが、左にはねてポットバンカー。脱出に失敗した第2 打は、グリーン右バンカーの「ヘリ目玉」と、不運が続いて寄せきれず。

7メートルのボギーパットは「カキン!・・・と打っちまった」と、3メートルもオーバーだ。ダブルボギーの発進に、「今日はすべてが悪循環。・・・ツキもなかったかな・・・。1日、何か思っているよりも逆、逆へ行ってしまった気がします」と、苦笑いだ。

「ここ最近でいちばん入らない」というグリーン上も不安材料。

「他の選手は、みんななんであんなに入るの?って言いたくなるくらい、僕ときたらからっきし入らない。パットに不安があるから、グリーンを外したときに、もっと不安になっちゃうし・・・。今日は最後のほうは、すっかり“ワケわかめちゃん”になっちゃった(笑)」。

リンクスコースのいたずらに、苦しみ抜いたこの日3日目。しかし、9年連続出場の丸山には分かりすぎるくらいに、分かっている。

「その人が持つ運・不運が大きくかかわってくるのが全英オープン」。今日80打った選手が、明日は66を出して首位に立つ可能性もある。

「自分が悪いのでは、と思ってしまうと落ち込むばかり。今日は今日として、明日はツボにはまるか、花が咲くか、くらいの気持ちでまわってきます」と、この日の3 オーバーにも気落ちすることなく終始、明るく振舞っていた。

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