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日本オープンゴルフ選手権競技 2021

「それが俺たちの仕事でしょ?」池田勇太が初日から燃えた理由

©JGTOimages
日本オープン2勝(14年、17年)を誇る池田勇太が、史上6人目の大会3勝に向けて、上々のスタートを切った。

ボギーなしの6バーディ「65」。
首位と2打差の好位置は、「タイトルうんぬんじゃない」。
すべては見に来てくれた人のため。

「だって、ギャラリーに喜んでもらうゴルフをするのが俺たちの仕事でしょ?」。
男子ゴルフは約1ヶ月ぶりの有観客試合に燃えた。

6番で、この日最初のバーディから徐々にアクセルを踏むと、後半16番では8メートルのイーグルトライ。

「あれは入った、と思ったんだ。でも、急ブレーキかかって止まっちゃった」と、悔しい気持ちも観客と一緒。

最後の18番では2.5メートルのバーディチャンスをきっちり沈めて、今度は一緒に喜び合った。

ロープの外に連なる馴染みの顔を数えて「愛知と、三重と、大阪と。関東圏なら神奈川からも来てくれた!」と、総勢30人を超える大応援団に感謝。

「ギャラリーがいるのといないのとは別次元。だって、誰もいないところでやって面白い?」と、さっそく結果で答える単独3位に。

「ギャラリーの中でゴルフができることが至福」と、噛みしめ「みんなが見てくれているなかで優勝したい。ただそれだけ」。
好発進の動機を熱く語った。

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