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ディライトワークス JGTO ファイナル 2021

関藤直熙が相性の良いコースで逆転 Vを狙う

首位と4打差の2アンダー22位タイからスタートした関藤直熙(せきとうなおき)。この日は7バーディ、ノーボギーの完璧なゴルフを展開。通算9アンダーとして逆転優勝を狙える好位置へ浮上した。
「昨日の後半からショットがいい感じになって、それで今日もイケる感覚がありました。今週はランキング的に当初から優勝か2位を狙うしかないと思ってのぞんでいたので、明日はもちろん優勝を狙いたいです」。
今シーズンは思うようなゴルフができず苦しいシーズンをおくったが、今週に限っては少しきっかけを掴んだ様子。
「ショットがどうにもならないくらい悪かったので、表現は難しいんですけど、今までの横振りのイメージを縦振りに変えてから、感触がよくなりました」。
関藤はアジアンツアーの2020-21シーズンで現在賞金ランキングが14位。11月に中断されていたアジアンツアーが再開されることになり、来季の出場できる試合の関係から、気持ち的にはアジアンツアーに参戦したい思いがある。そのためには今週の試合で優勝か2位に入り、賞金ランキングで20位以内に入り、日本でのクオリファイングトーナメントに出場しなくてもいい状況を作りたい。
関藤にとって取手国際ゴルフ倶楽部・東コースは優勝経験もある相性の良いコースで、調子が悪くてもここにくるとイメージが良くなると話す。明日の最終日は頂点を目指して、攻めるのみと気合十分だ。

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