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TIチャレンジ 2020

欲を言えばあと2つ… 関藤直熙が2位スタートも複雑

関藤 直熙
首位とは1打差の2位と好スタートを切った関藤直熙。7月に行われたゴルフパートナーエキシビジョントーナメントで優勝を飾ったものの、国内男子開幕戦となったフジサンケイクラシックでは予選落ち。ここまで調子が上下したのはスイング面で取り組みたかったことにチャレンジしていたことが要因だったようだが、試合勘も含めて徐々に感触が良くなってきたと言う。

「5アンダーで回ってもったいないとか言っていると色々言われそうなんですけど、自分の中では7か8くらいまでは行きたかったですね」。

この日は3つのボギーを叩いてしまったが、その内の2つはイージーミスだっただけにラウンド後は、好スタートながら悔しさを滲ませていた。好スタートにも関わらず満足できていないのには理由がある。
「昨年ADT(アジア下部ツアー)で2勝を挙げたんですが、2勝とも今回のコースに似ているんです。自分が得意とするコースには条件があって、狭くてアップダウンがあって、グリーンの傾斜がきつい。そして速い、硬いと言うものなんですが、今回は全部当てはまっているんです」。

関藤はスピン量が多いタイプでアジアの硬いグリーンがマッチするとのことで、草津のグリーンはどうやら合っているよう。自分が得意とするコースの条件が揃っているからこそ、いける日にできるだけ伸ばしたかったと言うのが悔しがる理由だ。

ただ、明日からもスコアを伸ばしそうな雰囲気は漂っている。明日の2日目はどこまでスコアを伸ばせるのかに注目したい。

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