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PGM Challenge 2021

レギュラーツアーでリベンジを!嘉数光倫が納得のゴルフを展開

大会のホストプロでもある嘉数光倫が6バーディ、1ボギーの5アンダー66でラウンド。首位と1打差の2位タイの好位置につけた。
「ショットが安定していました。調子が良いと公言していたんですけど、落ち着いてプレーができたのと、あとはパッティングが要所要所で決まってくれて、このスコアに繋がったんだと思います」。
今年は5月の『太平洋クラブチャレンジトーナメント』で3位タイに入っているものの、全体的には納得できる成績を残せずにいたが、ここにきてゴルフが噛み合い始めた。今ひとつ感触がしっくりこなかった理由は今年の初めに脇腹の前あたりを痛めてしまい、十分な準備ができず仕上がりが遅れてしまったことにある。ただ、調子が思うように上がらない中で4月に沖縄に戻ったことが復調のきっかけになった。
「父のところで1週間くらいチェックしてもらいながら詰めて練習した時に、少し掴んだものがあって、それが長期的に良い感触が続いている感じです」。
この時期に思い出すのは2年前の『ANAオープン』。2019年大会で嘉数はプレーオフにまで進みながら惜敗している。その悔しさは今でも忘れていない。
「今年が始まる前はどこかで優勝してANAでリベンジしたいと言うのが目標でした。でもそれは叶わなかったので、必ず後半戦で優勝して来季の出場権をとろうと思っています。また必ずレギュラーツアーに戻りたいです」。
今週はホストプロということもあり、気合も十分。明日の大会2日目もスコアを大きく伸ばしそうな予感がする。

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