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22歳の関藤直熙は、今年の賞金王?だ

関藤直熙 (セキトウ ナオキ)は、この日「出だしの1,2番でバーディを獲れて、気持ちに余裕を持ってプレーすることができた。15番までノーボギーだったが、ティーショットを左に曲げ、第2打は出すだけ、3打目もグリーンに乗らず、4打目のアプローチも寄らなかった」とダブルボギーのピンチに。しかし、この2.5メートルのボギーパットを入れた。これが次の「16,17番のバーディにつながった」と5アンダー67をマークした。

実は、彼は現在アジアンツアーの下部ツアー、Asian Development Tour(ADT)の賞金ランキング1位だ。残り1試合(12/26〜29)を残しており、その結果次第で賞金王が決まる。「まだ日本人で賞金王になった人はいないと聞いているので、ぜひなりたい」と最終戦にも出場する。ADT賞金王になれば、来年のアジアンツアーに1年間出場することができる。

現在日本のファイナルQTは通算16アンダーで9位タイ。このままでいけば、来年の第1回リランキングまでのツアー出場優先権を獲得する。日本とアジア、どっちを選ぶか。彼は「どっちを選ぶかではなく、両方掛け持ちしたい」ともくろむ。日本とアジアンツアーの共催の試合もあるし、順延になった香港オープンも1月にヨーロピアンツアーの共催ではなく、アジアンツアー単独の試合となる見込みのため、彼も出場できる模様だ。そのあとのSMBCシンガポールオープンもアジアンツアーの枠で出場できるので、このQTが終わった後は、アジアンツアーを渡り歩くことになりそうだ。

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