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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2021

かつて前代未聞の無観客Vを経験。韓国のH・W・リューは「試合ができて幸せ」

©JGTOimages
今年から、日本ツアーに再合流した韓国のH・W・リューが1イーグル、6バーディ、1ボギーの「65」で、首位タイにつけた。

4月の2021開幕戦から4戦目。
「今週は、選手会が作った大会なんですね。ありがたいです。試合に出られて幸せです」と、感謝、感謝の好スタートを切った。

コロナ禍で、昨年は1戦も来日できず、母国ツアーにも、出番がまったくなく、ステイホームでやれることと言えば家族サービスくらい。

「ずっと、暇でした」。
感染を恐れて練習も、ほとんど行かないからお腹もすかず、食べないから7キロやせた。
「前の体重は、内緒ですけど今は77キロです」と、案外正直。
外に出ないから、日焼けも抜けてすっかりもち肌。
「頭の休憩にもなりましたし、良かったですよ」と、身も心も新鮮に、ゴルフに向き合っている。

「ずっと食べたかったゴハンが食べられたり、ずっと会いたかった人たちに会えたり。やっぱり、日本はいいですね」。
緊急事態の宣言下にある今は、楽しみだった日本食もテイクアウトで済ませているし、不便はあるが久々の連戦で「やっぱり、自分はプロゴルファーなんだと実感しながらプレーしてます」と、充実している。

せっかく戻った日本ツアーも一般非公開の試合が続くのには「寂しいですね」と漏らすが、参戦初年の2012年に、片山晋呉とのプレーオフを制して初優勝を飾った「コカ・コーラ東海クラシック」も台風の影響で、無観客試合だった。
39歳の経験豊富は、たとえ声援がなくともモチベーションの保ち方は知っている。

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