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太平洋クラブチャレンジトーナメント 2021

パッティングに光明!岡部大将が3位タイに食い込む

首位とは6打差の2アンダー21位タイからスタートした岡部大将が5バーディ、ノーボギーの66でラウンド。通算7アンダーとして3位タイに入った。
岡部は一昨年からパッティングに悩み続けていた。いわゆるイップスだ。
「急に症状が現れて。去年は全然パッティングがダメになってしまって、それでQTもダメで。今日は最近の中ではかなりパッティングが良かったので。今週の結果で次戦が出られるんで嬉しいです」。
イップス脱出のきっかけを掴んだのは今年のAbemaTVツアー初戦の『i Golf Shaper Challenge in 筑紫ヶ丘』でのことだ。AbemaTVの解説を務めていた真野佳晃から「ラインじゃなくもっと距離感重視で打ってみたら」とアドバイスをもらい、それから徐々に感覚が良くなってきたとこと。
プロゴルファーにとって職業とも言えるイップスだが、それが原因で一線から退くケースもあるだけに、今回の結果は復調の大きなきっかけになるに違いない。
岡部と言えば、アマチュア時代に松山英樹のキャディを務めマスターズへも出場した。今回のマスターズ制覇の後に松山からも優勝報告があったとのことだが、物凄い刺激を受けていることは間違いない。今後の岡部の奮起に注目したい。

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