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日本オープンゴルフ選手権競技 2020

結さんの弟! アマの河本さんがぶっ飛びの2位T発進

金谷拓実が、プロ初戦を迎えた初日。後に続く若手がリーダーボードにひしめいた。アマチュアが、トップ20に8人もつけた。

日大の桂川有人さんと、日体大の河本力さんの2人が3アンダーで、もっとも上位の2位タイで並んだ。

金谷と同学年の桂川さんは、「僕とはレベルが違いすぎる」と、控えめだったが2つ下の河本さんは、プレーもコメントも豪快だった。

7317ヤードの難コースも「距離が長いとは、まったく思わない。それが有利」と、なんの遠慮もなく平均320ヤード越えの豪打を武器に。

1Wで攻めた495ヤードの12番パー4では、ぶっ飛びの残り距離157ヤード。9Iでちょんと打ち、1メートルのバーディチャンスにつなげた。

「このコースはフェアウェイが広く、ラフが深い。ティショットが大事」と、用心して2Iでティショットを打っても415ヤードの1番パー4では、140ヤードの2打目で持った番手は48度のウェッジだった。
「毎日3アンダーが目標。いいスタートが切れてよかった」と、大舞台で屈託がない。

コロナ禍で、学生の試合も軒並み中止となる中で、JGTOのAbemaTVツアー開幕戦から3戦とも出場。先週の「石川遼 everyone PROJECT Challenge」では9位タイで、プレーオフの末にローアマを獲得。
プロの試合で、生き生きと経験を積む。

女子プロの河本結さんは、2つ上のお姉さん。
一昨日には、米参戦から戻ったばかりの結さんから電話があったと言い、「『家の鍵を無くしたけど持ってるか』って。『持ってるけど、明日から試合だから無理』って言ったら、『じゃあ鍵の110番に電話する』って。僕には『頑張ってね』というのはありましたが、めっちゃ軽くて」。
ソーシャルディスタンスの囲み取材で、姉弟エピソードを軽妙に披露。報道陣を笑わせた。

海外志向も姉譲りだ。
結さんが、4位タイにつけた8月の米女子初戦を見て「僕もやらないといかんな」と、発奮。
1日の練習量を300から500球に増やして、さらなる飛距離アップに着手、底上げを図った。

来年のプロ転向を見据えて「日本でQTを受けるか、アメリカのQスクールに行くか。お姉ちゃんが活躍してくれれば向こうに拠点ができて、僕も動きやすい。そこはお姉ちゃん頼みです」。
自由奔放な二十歳が、大舞台で好発進した。
「明日からまた3アンダーを続けられたらチャンスがある。今日と変わらず落ち着いてプレーできればいい」。
頼もしいコメントに、若い世代の活躍への期待をいっそう持たせた。

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