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新選手会長が”就任初戦”のごあいさつ / ニュージーランドオープン

新・選手会長が、折り目正しく”就任初戦”を迎える。27日に開幕する豪亜ツアー共同主管の「ニュージーランドオープン」は、「就任して最初の試合となる。ある意味、緊張している」と、時松隆光。

先月23日の選手会理事会で、前任の石川遼から重責を引き継ぐなりチャリティ貢献活動や、スポンサー回りに奔走。
あらかじめ、覚悟はしていたことだが「ゴルフをする時間が短くなったのは確か。歴代の選手会長の方々の苦労、大変さが分かった」と、実感。
それでも石川は就任2年目の昨年、シーズン最終戦を含む年間3勝を飾り、”両立”と復活を華々しくアピールした。
「本当に、遼さんを尊敬します」と改めて、前任に敬意を表した。

今大会とJGTOが、パートナーシップ契約を結んだのは2014年。その前年に、初出場したベテランプロの武藤俊憲が、8位に入賞したことが、そのきっかけとなった。
今年も、JGTO選手に20人の出場枠が設けられて時松も、多忙を極める中でも迷わず3年連続3度目の参戦を決めたのだった。

何度来ても当地の素晴らしい絶景と、主催者の手厚いホスピタリティには毎年、感動させられる。
「このような素晴らしい大会に出場するきっかけを、僕らにも作ってくださった武藤さん、大会関係者のみなさんのおもてなしにも感謝しかない。選手を代表してお礼申し上げます」。
いよいよ翌日に控えた本戦前に、深々と頭を下げた新・選手会長。
「出場するからには上位争いができるように、僕もベストを尽くします」。”就任初戦”の開幕直前に、石川にならって”両立”への思いを新たにした。

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