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TOSHIN CHALLENGE IN 名神八日市CC 2019

コーチの助言でパット改善!河合庄司が久々の好感触

河合庄治
 大会1日目の河合庄司はスタート直後にいきなり4連続バーディを奪い勢いづいた。この日は8バーディ、3ボギーの5アンダー65という内容。ボギーは3つ叩いたものの、何よりもバーディを量産できたのが大きいと話す。
「ショットも良かったんですけど、今日はいいバーディパットをほとんど決めることができたのがこのスコアにつながりました。ショットもなんですけど、コーチにパッティングでもアドバイスをもらって、それを実践するようにしたら良くなりました」。

 河合のコーチは渋野日向子と同じ青木翔コーチで2年ほど前から指導を受けている。先週の「elite grips challenge 2019」の練習ラウンドでは河合らに帯同していたが、その際に河合が受けたパッティングに関するアドバイスが目線を合わせることだったと言う。
「ラインをボールの後ろから読んで、アドレスに入るとそれがずれてしまっていたというか。自分ではちゃんと立っているつもりなんですけど、構え方自体が間違っていたんです。だからいざ打つと違うところに打ち出してしまうと
いう感じでした。それがボール位置を含めて立ち方をラインが消えないように合わせていったら、思い通りのラインに打ち出せるようになったんです」。

河合は昨年の「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2018」で優勝しているが、実はその時に左手親指の付け根を痛めた状態だった。その後は試合に出場できない状態が続き、10月に復帰するものの棄権。そこで11月に左手の手術に踏み切った。今年に入ってもなかなか完治する感触が当初はなかったと言う。もしかしたらゴルフを辞めなければならないことも頭によぎったと言う。ただ、我慢してリハビリをしながら練習を続けていく中で徐々にクラブが思い通りに振れるようになってきた。
 まだまだ確信を持てる段階ではないかもしれないが、今日のようなゴルフの積み重ねが自信につながっていく。明日も今日のようにバーディを量産したい。

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