記事

Novil Cup 2019

朴ジュンウォンの飛距離アップ計画大成功!

今シーズンは2016年から3年間守ったシード権を失った朴ジュンウォン。2016年にはツアー初優勝を飾っているものの、自身のゴルフへの課題が明確になった3年間でもあったと言う。
「3年間ツアーで戦ったことで、もう少し飛距離がないと戦えないことがわかりました。それでこのオフはスイング改造に取り組み、飛距離アップを目指しました。現段階ではまだまだ完成している状態ではないですが、感覚的に平均260ヤードだったのが平均で270〜275ヤードに伸びた感触はあります」。
飛距離アップを目指してスイング改造を行い失敗するケースも多々あるが、今回の優勝は現段階で改造が良い方向へ向いていることを確信できたに違いない。

最高の結果に対して朴は自分のゴルフに徹することができたと振り返る。
「良い緊張感の中で自分のゴルフができたと思います。意識していたことは同組のプレーヤーのことを意識しないこと。とにかく自分のゴルフをすることに集中しました。スコアを確認したのは15番ホールのティグランドです。そこまでは意識的にスコアを見ないようにしていました。自分はどちらかというと人のプレーに影響されやすい部分があるので、そのあたりの意識も改革できたのかなと思います」。

舞台となったJクラシックゴルフクラブは今週最高のコンディションで選手たちのプレーを引き出してくれた。朴自身も自身がプレーしてきた中で生涯トップ5に入る素晴らしいコースだったと話している。
ツアーに匹敵するコースコンディションの中で、自分のゴルフを貫き優勝を手にできたことは大きな自信になったことは間違いない。
この優勝で朴にツアーの関西オープンゴルフ選手権競技への出場権が与えられる。新生朴ジュンウォンのツアーでの戦いぶりにも注目したい。

関連記事