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日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2017

アンジェロ・キューは気楽にQ(2日目、第2ラウンド)

ど派手なウェアは、どこでも目立つ。それと個性的なキャップ。ロゴには、いくつかパターンがあって、この日は「気楽にGO!」。
日本語で書かれたその意味も、もちろん知ってる。
「Take it easy!」。
難攻不落の宍戸にぴったりだ。

他にも「焼き肉」や「予選通過」、「才能あるけど怠け者」などなど。英語、日本語とりまぜて5種類ほどあるそうで、「近日、日本で発売予定!」。

帽子を取れば、キャディのジェフさんとお揃いの頭。
2人揃ってのほほんとした雰囲気に、最終ホールのピンチもなんだか、ほのぼの。

「今日はパットが良かった」というのがちょっぴり疑わしかったのが、最後18番のファーストパットだ。
奥から8メートルのバーディトライは「大ショート」。でも、次の3メートルをしのいで確かにパットは絶好調?!

難しいコースで、2日間とも60台を出した。
通算7アンダーは、暫定首位で大会を折り返した。
この日の帽子のロゴの「気楽にGO!」の「気楽」の「気」の字の「×」の部分が「Q」になっているのは、所属先「ティー・センスマネージメント」のマネージャーさんの粋なアイディア。

フィリピンのマニラで生まれ、7歳からゴルフを始めた。2002年にプロになり、14年までアジアンツアーで戦い3勝を挙げた。
日本ツアーは、2015年から戦いシード2年目の今季、さらに親しみを持ってもらおうと、いろいろネタを仕込み中。

日本の選手たちは、本名のQUEのそのまま「キューちゃん」と呼ぶが、みな懐かしの昭和アニメ「オバケのQ太郎」と引っかけていることも、本人は知っていて「体型も似てるんでしょ?」。

愉快痛快な39歳が、日本のファンに存在をアピールする大チャンス。このツアープレーヤーNO.1決定戦が、目下6年連続で初優勝者を生み続けていることも知っていて「日本は3年目だけど、僕も未勝利。ルーキーのつもりで頑張る」。
大会7年目のジンクスも、もちろん望むところだ。

なお、2日の第2ラウンドは早朝の雷雲接近のため、スタート時間を1時間遅らせた影響で、18時50分に日没サスペンデッドとなり、2組6人がこの日のうちにホールアウトできなかった。
第2ラウンドの残り競技は、翌3日土曜日の6時10分から再開する予定です。
続く第3ラウンドは7時50分に、1番ホールからスタートする予定です。



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