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ダンロップ・スリクソン福島オープン 2018

誰が初Vの一番手に名乗りを上げる?! 山岡成稔が初の首位

前半最後の18番で、3メートルのイーグルトライ。奥からのフックラインは「これを入れたらトップに立てる」と思った通りになったはいいが、途端に「後半からバーディが獲れなくなった」。

それどころか7番では“OBダボ”を打ってしまった。
順位を意識したせいなのか、「後半は特にショットがひどすぎて。おハナシにならなかった」。

ツアーでトップに立つのも初めてならレギュラー、Abema TVツアーでも、決勝ラウンドを最終組で回るのは「ほんとに初めての経験。どんな感じになってしまうのか・・・」。

予選ラウンドの2日目だけでも、ショットがぱらぱらになってしまった。
「明日一緒に回る方に迷惑がかからないように・・・。練習しないといけません」。悲壮な顔で、練習場に向かった。

未知の世界に分け入る週末。
いばらの道は覚悟の上で、頑張りたい理由がある。
所属先の「こばやしようき」は、日大同期のお父様が経営する会社で「僕がツアーに出られない時も、変わらず支えてくださった。恩返しがしたい」と、意気込まずにいられない。

「日曜日の最後のハーフで、優勝争い出来るように頑張りたい」。
同期の堀川未来夢や、竹安俊也には先にシード入りを越されたが、誰も未勝利。初Vの一番手に名乗りを上げる大チャンスだ!

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