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シード落ちした香妻陣一朗が8位で来年のツアー前半戦の出場優先権を獲得

「疲れます」とホールアウト後の一言。「6日間ショットは良かったので、パットさえ入ればスコアは伸びる」とずっと思っていた。4日目までは「パットが入らず」スコアは伸び悩んでいたが、「昨日からそのパットが入って」スコアを伸ばすことができた。
今年はシーズン途中に苦しんでいた時期もあったが、ダンロップフェニックス、カシオワールドオープンとこの2試合で自分でも「行けるとわかっていた」とゴルフに手ごたえを感じていた。「あとは気持ちが上がってくれば行ける」という状態まで復調していた。
これで来年のツアー前半戦(第1回リランキングまで)の出場優先権を手にすることができた。「とりあえずそこに入っていれば、来年何とかなる」。もちろん目標はツアーでの「優勝」だ。「ホッとしています。また来年ツアーに戻れる」とこれは本音だろう。この後のオフのトレーニングや練習のことは考えていない。「この結果でどうなるか、わからなかったから」
これから予定を立て、来年に備える。今年は賞金ランキング70位でシードを得ることができなかった彼が、再びツアーで活躍する姿を見たい。














