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ザ・ロイヤル ゴルフクラブチャレンジトーナメント 2017

「キャディーのおかげなんです。」

ばんざ〜い
この日単独トップに立ったのは永松宏之。
まだ彼の名前を知っている人はそう多くはないだろう。
大分県出身の34歳。2013年チャレンジ1勝。昨年はファイナルQTで3位に入り、今年からレギュラーツアーに本格参戦している。
成績を見ると予選落ちが続いているが、実に4年ぶりにトップに立った。

同組の横田真一が「パットがミラクル!」というほど今日はとにかくパットの日。
なんと18ホール中11ホールが1パット。
特に流れが変わったというのが11番のパー3。
5番ウッドで放ったティショットはピンの右10メートルにオン。本人が「ちょっと強かった」と思ったパットは左にラインを逸れたかと思いきや、横田真一のマークにあたって方向修正し、見事カップイン!まさにミラクルバーディーだった。
そこから流れに乗って3連続バーディー。上がってみれば4アンダーで単独トップだ。

ここまでなかなか上位にくることが出来なかった永松だが、どのような変化があったのか。
「これはキャディーのおかげですね。」
調子が上がってきた要因としてあげたのはキャディーだった。
永松はこれまでティショットで悩んでおり、やっとレギュラーツアーに出ることができてもなかなか成績を残すことが出来なかった。
そこで猫の手も借りたい思いでキャディーをお願いしたのが永松とプロ同期の渡辺優登さん。自身もチャレンジに出場経験のあるプロゴルファーだ。
渡辺さんと関西オープンからタッグを組むこととなり、そこから永松のゴルフは変わっていった。
まず永松のゴルフをみて渡辺さんは衝撃を受けたらしい。
「ゴルフの習い初めでやるような基本的なことを何も知らなかった。」そして「基本的なことを知らないでQT3位になれるなら、こいつはバケモノだ。」と真面目に話した。
そこから渡辺コーチによる指導はスタートした。
毎試合、毎ショット、渡辺さんから言われたことを忠実にやってきて、全てが今日の結果に繋がった。

また永松は渡辺さんに「結果が出ないのはレギュラーツアーの洗礼を受けたのではなく、ただ知らないだけ。ちゃんと知れば何も怖くない。」と言われたという。
まさに救世主が永松を救った。

明日からも優勝は考えず、いつも通り渡辺さんのレッスンを受けるような練習の気持ちでやっていく。
生まれ変わった永松は本物のバケモノとなるのか。明日以降も目が離せない。
  • キャディーの渡辺さんと楽しそう

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