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フジサンケイクラシック 2016

今日は5番で2人がバーディ!! 午前の塚田好宣はRIZAP効果?

左ドッグレッグの先には、グリーン左に池もあり通常のパー5でプレーをしても、ただでさえ難しいホールである。この富士桜の5番ホールは期間中、535ヤードの史上(92年以降)最も長いパー4として設定されて、選手たちにも怖れられる。

この日の平均ストロークは、4.899であった。午後組では甲斐慎太郎。そして、午前組でいうならただ一人、バーディを奪ったのが塚田だ。
今大会は当初、権利がなく現地で繰り上げ出場を待つウェイティング制度を利用して、大会直前の水曜日に滑り込んだ。

昨年大会でも思ったが「5番は、あれはどう考えてもパー5でしょう」と、この日も300ヤード超えのティショットを打っても2打目は、打ち下ろしを計算に入れても、残りは261ヤードで「グリーンにも乗んないス。長いクラブは止まんないス」。はなからボギー覚悟の2打目はクリークで、グリーンの奥に転げてむしろ、「ここはのぼりのアプローチが残って良かった」と喜々として、そこから13ヤードの3打目が、直接カップインして「ここでバーディは大きかった」と、喜んだ。

今週の月、火は10月の日本オープンの本戦切符をかけた、予選会の会場の紫カントリークラブ(千葉県)で練習ラウンドをこなしてから、ここ山梨県に駆けつけた。
昨季の賞金シードに失敗した塚田は、「来季のツアー出場権」を目標に、今年はチャレンジトーナメントと掛け持ち参戦するなど「め
ゃくちゃ忙しい」と、先月末に誕生日を迎えたばかりの47歳には過酷な毎日だがサポート契約を結ぶRIZAP(ライザップ)で鍛え抜いた体を武器に、モンスターコースでも躍動する。

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