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ISPSハンダマッチプレー選手権(1回戦・2回戦) 2018

2回戦の小林対決。どっちがホンモノ?!

正則と伸太郎(左から)“真の小林対決”の“真の結果”は、9月の3回戦以降・・・!?
偶然にも同姓のプロ2人がぶつかった。全英オープンから帰ったばかりの“正則”とシード復活を狙う“伸太郎”。
2回戦は「真の小林」を決める一大決戦・・・?!

軍配は上がった。
3回戦への切符を持って帰ってきたのは“伸太郎”。
シード落ちを喫した今季は、昨年のファイナルQTも87位に終わって出場権もない。
「これが、今年僕の初レギュラーです」。
今季、自身初戦に「久しぶりにここで戦えることが嬉しい」と、生き生きと勝ち上がった。

復活を期して、オフに取り組んだショットの課題や体力作りや、こだわり抜いたクラブセッティング。
「去年、シードを落として、また上に上がるためにとやってきたことが、間違いじゃなかった。そう思えたことが収穫」と勝利の味を噛みしめた。

この日の“小林対決”は「18番ではティショットが隣のホールに行ったり、波瀾万丈もあった」と、ハラハラドキドキの展開も含めて充実の1日を3&2で締めくくり、このままどんどん勝ち進めば“真の小林”になれる・・・?!
「いやいや・・・。“真の小林”は、小林富士夫さんだけですよ!!」。
レギュラー5勝、シニアは14勝。ジャンボ尾崎とプロ同期のレジェンドの名前を挙げて、苦し紛れに応戦してきた“正則”をも納得させる結果を9月に改めて見せられたら最高だ。