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〜全英への道〜ミズノオープン at ザ・ロイヤル ゴルフクラブ 2018

小林正則は1差2位でホストVを取り逃がして「すみません」

社長、スミマセンでした!!
大混戦の最終日は怪物コースの死闘を、ミズノ所属のホストプロが引っ張った。5年ぶりのツアー通算4勝目に迫った小林。
手嶋多一に次ぐ、3年ぶりのホストVにもあと1ホールだった。

この日、フェアウェイキープ率は28.6%とショットは乱れたが、17番までに3つ伸ばしてボギーなし。
9番では2.5メートルをしのいで、ガッツポーズを握った。
705ヤードの16番パー5ではOKパーを拾って2打差で最終ホールを迎えた。

「そこまで何度もピンチがあったがしぶとく粘れた」。
しかしいよいよ18番で、堪え続けてきたものを一気に吐き出す。
右の深いラフからフェアウェイに出して、勝負の3打目。96ヤードから、ピンと同じ面に乗せられなかった。
長いパーパットは急なマウンドを伝って、カップを2メートルも行きすぎた。
3パットのダブルボギーに沈んで、愕然と首を折った。
「ここまで来たら優勝したかったし、ここまでできるとは思っていなかったから、余計悔しい。いままでゴルフをやってきて、数えるくらいの悔しさ」。

負けて参加した表彰式で、大会主催の水野明人・ミズノ代表取締役社長に「すみません」と小さく詫びた。
大会上位4人の資格で、2014年に次ぐ2度目の全英オープンの資格を得て贈呈式に臨んでも、恩人には復活優勝を献上できなかった。
「いまは正直、負けた悔しさで一杯。嗚呼悔しい。今日はやけ酒です」。
しばらく晴れそうにない。

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