記事

ザ・ロイヤル ゴルフクラブチャレンジトーナメント 2017

プロも驚くスーパー高校生

ホールアウト後、達成感のある表情をみせた
今日は午前中からずっとリーダーズボードにアマチュアプレーヤーを表す「@(アットマーク)」があった。
一ヶ月前の関西オープンで「ローウェストアマチュア」に輝き、一躍ゴルフ界に名を知らしめた高校三年生、杉原大河くん。
137名ものプロを差し置いて3アンダーの2位タイで一日目を終えた。

「この風の中でこのスコアは嬉しい。自分でもびっくり。」とあどけない笑顔を見せた。
スコアの要因は「ティショットがフェアウェイキープできた。」と、強風やコースの長さもなんのその。この難コースでボギーはたったの一つだけだった。

プロも驚く杉原くんの凄さはドライバーショット。関西オープンではドライビングディスタンス3位を記録し、高校生にして日本人では最上位であった。

ここ「ザ・ロイヤル ゴルフクラブ」の目玉ホール16番、705ヤードのパー5でも自慢の飛距離を活かしてバーディー。3打目は残りわずか65ヤードからサンドウェッジで1ピンにつけスコアを伸ばした。

一緒に周っていた甲斐慎太郎も杉原くんのゴルフには驚くばかり。
ホールアウト後にはご両親から「お世話になりました。」と言われると、「いやいや、こちらが勉強させてもらってありがとうございました。」と立場が逆転!?するほどしきりに感心していた。

現在尊敬している人は、昨年プロ野球を引退した黒田博樹さん。
「男らしくて、人情を大切にしているところが尊敬できる。」と内面のかっこよさも求めて行きたいお年頃。

これまでアマチュアがチャレンジトーナメントを優勝したのは過去片山晋呉と小平智の2人のみ。
「優勝は意識しない。明日も自分のベストのプレーをするだけです。」と冷静に話すが史上3人目の記録を期待してみたい。
明日もプロを驚かすようなプレーを見せてくれるのか、大人たちは楽しみである。

関連記事