記録が残る85年以降としては、1日３つのイーグルを奪った選手はまだ5人しかいなかった。豪州出身のバーンズが、ツアーで6例目の記録を作った。

最初のイーグルは、4番。ティショットをフェアウェイ真ん中に置いて、ピンまで283ヤードの2打目を、スプーンでグリーンの奥まで運んだ。外からパターを握った5ヤードの3打目を“チップイン”。

「波に乗れた」と、7番もまた229ヤードの2打目を4番アイアンで、「素晴らしいショットが打てた」と4.5メートルに乗っけて入れると、最後の18番でもまたイーグル締め!!
フェアウェイ真ん中から打った230ヤードの2打目をこちらも4番アイアンで、3メートルにくっつけた。
「好きなコースで3つもイーグルが取れて嬉しかった」とこれで一気に、6位タイまで上がってきたが、いま一番気がかりなのは7年連続7度目のシード権保持のこと。

現在、賞金ランク81位はまだ、818万8633円しか稼げておらず、2011年以来のツアー通算2勝目を狙うというより、やっぱり意識するのはそっちのほう。
「シード権に関わってくることだから。そちらのほうが気になるけど明日以降もキャディをしてくれてるコーチと一緒に気楽に回れればいいな」。
世界ランカーに混じって、虎視眈々と一発大逆転を狙う。

• Ｋ・バーンズ