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関西オープンゴルフ選手権競技 2018

野仲茂が2年ぶりの予選通過

初日に首位で飛び出した47歳は「良かった。予選通った」と実に2年ぶりの決勝進出に、ほっと安堵のティータイム。
そして、仲間とささやかな乾杯!!

ギャラリーのみなさんと触れあうハウス前の「ふれあい広場」のすぐ横では、プレー後の選手に振る舞われるネスカフェを「チャレンジ仲間」の、上平栄道(うえひらまわみち)と、うまそうにすすった。
昨晩は先輩プロの鈴木亨も交えて、3人でささやかな宴席では改めて、練習日の礼を言った。
今季初の予選突破のV争いは、「アイアンで左を向きすぎている」と教えてくれた。
「亨さんのおかげです」。
本来ならご馳走すべきところを「亨さんに奢っていただきました」と、増す恩義。
その翌日には「野仲さんの背中を追いかける気持ちで、僕も頑張りました」と40歳の上平もまた、通算4アンダーまでスコアを伸ばして今季初の予選通過をするなど、ベテランたちも踏ん張っている。

この日2日目は朝4時起きで、7時からコースに出た野仲。
「昨日はあのあと帰って、お風呂入って、すぐ寝ましたけど若い頃のようにはすぐに疲れが取れません」。
寄る年波には勝てない体。
それでも「プレーに入ると集中するので、疲れは感じません!」ときっぱり気丈に、2打差の4位タイは2010年大会以来のツアー通算2勝目で、存分に祝杯をあげる大チャンスだ。

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