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フジサンケイクラシック 2015

ご当地プロ! 小池一平が8位タイに

3日目は、本人にも願ってもない組み合わせ。藤田は2度目だが、優作とは初の顔合わせ。トッププレーヤー2人に挟まれても、もはや物怖じすることなく堂々と、2人を引き離したこの日の68。
「この僕が、まさか・・・ですよね」と、照れ笑いだ。
今週は、甲斐市の自宅から、車で小一時間の自宅通勤。地元山梨県出身のご当地プロは、スタートから大声援に押されて出ていった。

「いやいや・・・、あれは藤田さんと、優作さんの応援です」とは、またまた謙遜。2人のスター選手よりも、明らかに大きな声援を浴びて、8位タイに浮上した。

今季躍進の30歳は、今年は優勝争いも経験して「前よりは、緊張しなくなりました」。自己ベストの4位タイにつけて、優勝争いにも慣れてきた。

ここ富士桜でキャディを務める名取和夫さんとの初タッグも、初日こそちょっぴりぎくしゃくとした雰囲気も、日に日に馴染んで「グリーンの読みは、ほぼ任せています」。小技も冴えてこの日は、後ろのティーインググラウンドを使って535ヤードは、詳細なデータが残る92年以降の記録でいえばツアー史上最長の5番パー4も、グリーンの右横に外したアプローチをぴたりと寄せた。

18番は、右サイドの深いバンカー。「完全ボギー」と諦めたアプローチも1.5メートルに寄せて大歓声を浴びた。最後のパーパットも名取さんと読み切って「明日も、難しいパーをこつこつ拾って、チャンスをひとつでも多く決められたら」。
やはりここ山梨県で行われた「ISPSハンダグローバルカップ」で、イアン・ポールターとの同組で回って、自己ベストの4位タイ。「あれを上回る成績が目標です」。今年2度目の地元で、さらなる上位を目指す。

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