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小田孔明は「明日はやります」(全英オープン3日目)

さすがの孔明も、リンクスコースを前につい弱音がこぼれる。初日から、少し足腰に痛みがあるといい、「そのせいか、体が回らず左に行くみたい」と、思うままにならないショットに苦しんだ。

この日は大会としては異例の2ウェイでのスタートで、10番から出た孔明は、バーディ発進。さらに18番、折り返して5番と、少ないチャンスを確実にモノにしても、「パター、アプローチは問題ないので、もったいない」。

大雨は降っても、パワーがウリの選手には、本来ならそれも何の支障になるはずもなく、「グリーンも止まるし、風も微風でこれ以上ない条件」。そう睨んでいただけに、思いどおりに動かせない体がもどかしい。
74のスコアも到底納得できるはずもなく、「今日はこの状況なら3アンダーで上がってこなければ」と、反省しきりだ。

「明日はパープレーに戻す。いや、アンダーパーにして上がってくることが目標。やりますよ」。4度目の挑戦にして、初めて挑む最終ラウンドでの健闘を誓った。

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