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第3回笠間市スナッグゴルフ小学生ペア大会を開催(11月16日)

雲ひとつない秋の晴天のもと、茨城県の笠間ゴルフ練習場で、第3回笠間市スナッグゴルフ小学生ペア大会が開催され、20組40名の小学生が参加して、1つのボールを交互に打って、笠間市での今シーズン最後の大会を楽しんだ。
この大会は、市内14校全校がスナッグゴルフを導入し、全国的にもトップレベルの普及率を誇る、笠間市の小学生を対象とした大会で、全国大会を目指した6月の地区選会、8月の親子大会、そして全国大会と、スナッグゴルフのシーズンの締めくくりとなる大会として位置付けられている。
会場となった笠間ゴルフ練習場は、日曜日にもかかわらず午前中を貸し切りとして頂いたほか、大会運営は笠間市教育委員会のスタッフをはじめ、笠間市スポーツ推進委員協議会の皆さんがスコアラーやホールマーシャルを務めてくださり、子どもたちの大会を支えてくれた。
コースは練習場のエリア内の砲台グリーンを活用し、左右に高低差をつけた2段グリーンを2つのホールで設定し、ゴルフ場のフェアウェイでは作れないようなゲーム感覚のグリーンを作った。通常の平坦なグリーンであれば強めに真っ直ぐ打てばフラッグにくっつくところを、傾斜での曲がり具合や上りのパットに四苦八苦して、さすがの全国大会出場経験者たちもパーをとるのが精いっぱいだったが、お互いに相談をしたり、ラインを読んだりと、ペア大会ならではの微笑ましい光景が見られた。
第3回大会を制したのは、友部小学校の吉田聖弥くんと藤枝尊くんのペアで、2012年の全国大会で友部小学校を3位に導いたポイントゲッターだ。二人は全国大会後の2年前からゴルフにステップアップしており、ゴルフとスナッグゴルフを並行して楽しんでいる。
笠間市では、日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ Shishido Hillsが開催される宍戸ヒルズカントリークラブを中心とした普及活動が盛んで、日本ジュニアなどに出場する選手を輩出しているほか、プロデビューする選手も出始めており、小学校や地域の応援もあり、活動11年目として着実な実績を重ね続けている。
●成績上位 9ホール/497ヤード/パー36
優勝 吉田聖弥・藤枝尊ペア(笠間市立友部小学校) 26
2位 島崎陽之介・照沼千広ペア(笠間市立友部小学校) 27
3位 照沼了・島崎優太郎ペア(笠間市立友部小学校) 29
●大会実施概要
大会名: 第3回笠間市スナッグゴルフ小学生ペア大会
主催: 笠間市教育委員会
共催: 一般社団法人日本ゴルフツアー機構
協力: 笠間市スポーツ推進委員協議会/総合リゾートライフ株式会社
開催日: 2014年11月16日(日曜日) 9:15スタート
場所: 笠間ゴルフ練習場(笠間市片庭2749番地) スナッグゴルフ特設コース
資格: 笠間市内在住小学3年生から6年生のペア(学年や性別の制限なし)
開催主旨: 豊かな自然の中で遊び、ゴルフを通じた青少年の健全育成と、友達との会話・絆を深めることにより、明るく豊かな街づくりに寄与することを目指す。
●賞品
優勝副賞として笠間ゴルフ練習場からジュニア用ドライバーが、また順位賞として7番アイアンやピッチングウェッヂ、そして釣堀の利用券などが提供された。

二段グリーンには四苦八苦 
ナイスショットでハイタッチ 










