記事

貞方章男がビギナーズセミナーでゴルフの技と魅力をジュニアたちに伝授(11月23日)

カシオワールドオープンの開催をひかえたKochi黒潮カントリークラブの、すぐ隣の土佐カントリークラブで、一般社団法人日本高等学校ゴルフ連盟が主催する「第2回ビギナーズセミナー」が開催され、県内の高校生と中学生のジュニアたち24名が参加した。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)では本年度から、日本高等学校ゴルフ連盟との連携により、教育と強化を旗印に新たな取り組みをスタートしており、1月と2月に3週に渡って行われた、「JGTOゴルフ強化セミナーin宮崎フェニックス・シーガイア・リゾート“オリンピックを目指して”」には12名の高校生を招聘。
続く第二弾は5月と9月に行われた「全国中学生High Qualityゴルフ教育合宿 Supported by Yellow Angel」にて、全国から選抜された優秀な中学生の男女16名を対象とした技術指導や講義が行われており、今回の第2回ビギナーズセミナーはその取り組みの第三弾となった。

ビギナーズセミナーは、カシオワールドオープンの開催に合わせて高知県で行われ、トーナメントで活躍する貞方章男が講師を務め、開校式ではゴルフを始めたきっかけから、マスターズなど海外メジャートーナメントをテレビ観戦するたびに、あそこでプレーするにはどうしたらいいのだろうと、中学2年、14才のときに単身渡米してゴルフの道を究める選択をした当時の想いや、渡米後に英語から学ばなければ授業もゴルフも取り組めないという苦労の話、そして学業がおろそかになるとゴルフをさせてもらえないという学業優先のシステムなど、これまでの歩みについてジュニアたちに伝えられた。

また、貞方と共に講師を務めた鈴木規夫からも、ゴルフを始めた小学生の頃の思い出や、「日本を代表する選手になる」という強い想いをもって積み重ねた努力、そして全英オープンにマンデーから挑戦して日本の名を轟かせた当時の思い出等についても話がされた。

ドライビングレンジに場所を移しての実技指導では、貞方のトーナメントでの練習方法について説明された。
どのクラブから打ち始めて、どんな球筋のボールを打ち、どのくらいの球数を打つのか等、実際のショットを交えて披露された。
貞方が特に重視しているのは「イメージをして打つ」ということで、ドライビングレンジでの最後の一球は、その日のスタートホールのティショットをイメージして、実際に使用するクラブを手にして、実際に運びたいポジションに実戦さながらの一打で仕上げるそうで、この説明には特に真剣な眼差しで聞き入っていた。

鈴木からは、高い球、低い球、左右に大きく曲がる球などを実演。更には自分のキャディバッグを打席の前に置いて、それをかすめて通過させ低く大きくスライスさせるショットを披露し、「最悪を想定して練習をした」といういぶし銀のショットでジュニアたちを魅了した。

続くパッティンググリーンでも、貞方の重視する「スピード」をテーマに進行し、また、「感覚」の大切さの説明もされ、早速ジュニアたちも教えてもらった手順で実戦練習を行い、貞方と鈴木からスキンシップを交えた指導も受けた。

講義室に戻っての反省会では、ジュニアたちが指導を受けた内容を、それぞれ発表してもらい、両プロから学んだポイントについて、参加者全員で復習と共有をした。

ビギナーズセミナーで講師を務めた貞方は、「自分もああなりたい、こうなりたいと思い、ここまでやってきました、今日は皆さんと会えて皆さんの熱い想いを感じることができてよかったです。」と挨拶。
今朝、土佐カントリークラブに向かう道すがら、「ゴルフ人生の恩返しになれば」と話していた貞方だが、このセミナーでジュニアたちから受けた情熱を後押しに、カシオワールドオープンでの活力にするようだ。

★参考記事:第1回ビギナーズセミナー(2015年8月10日)

  • 反省会ではジュニアたちが指導を受けた内容を発表し貞方プロが解説した
  • カシオワールドオープンへの激励を込めて握手でお見送り

関連記事