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富村真治と浅地洋佑はともに5アンダー67で、3位タイ

富村真治
富村真治と浅地洋佑は、ともに5バーディ、ノーボギーの67で回った。この日はほとんど風もなく、雨の影響でグリーンが柔らかく、ボールが止まりやすいため、富村はこの好スコアにもスコアを伸ばす好条件が揃っているだけに「もう少し伸ばしたかった」という。
それでも「初日のスタートとしては良かった」とまずまずの表情。これまで「シードギリギリのところでずっとプレーしていて、そのプレッシャーに比べれば楽しい。思い切りいける」と吹っ切れた様子だ。今年は賞金ランキング82位でシード権を得ることはできなかったが、その経験は「根性がすわった」と活かされた。更なる飛躍を期待したい。

一方、浅地は「大満足」。朝方は雨が降っておらず、気温もそんなに低くなかったため「体が動いて、いい状態で回れたのが良かった」という。昨年シード落ちし、今シーズンは「結果もついてこない」苦しい時期を送った。

それだけに「もう同じ目には逢いたくない。絶対に通る」という思いでファイナルQTに挑んでいる。「練習量が少なかった。特にパターの練習量を増やした。家に帰ってもテレビを見ながらパターの練習を繰り返した」と反省点もクリアしてきた。

その成果が初日、出たようだ。2メートルから5メートルのバーディパットをことごとく決めた。ようやく自分のゴルフにも手ごたえを感じ始めたようだ。「今日は天気も良かったので、でも明日以降はわからない。風も吹くと思うし、地道にアンダーパーを積み重ねていけたらいい」と一歩一歩、進んでいく。
  • 浅地洋佑

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