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Novil Cup 2014

優作先輩についていきたい! 東北福祉大学卒の岩井亮磨が2位の好スタート

悪天候のなか2バーディ・1ボギーにまとめてきた岩井。
福岡県出身で、大学はあこがれの先輩達がたくさんいる東北福祉大に進学した。
しかし、20才頃からドライバーイップスになってしまい、在学期間中だけでなく、大学を卒業してからもしばらくイップスはつきまとっていた。

そんなプロを目指すアマチュアにとって絶望的な状況から、這い上がってプロになった岩井は3年前にツアー前半戦の出場権を獲得した。その時に改めてお世話になったのが大学の先輩の宮里優作だった。
初めての連続したツアー参戦。ほとんどのコースが初めてのコースばかり。その時にずっと練習ラウンドとかを一緒にやらせてもらってサポートしてくれたのが宮里優作だった。
「だから昨年のツアー最終戦のゴルフ日本シリーズJTカップで優勝先輩が嬉しかったし、感動したし、改めて先輩についていきたいと思いました。」と宮里優作の初優勝への思いを語った。初優勝になかなか手が届かなく苦しい時期を過ごしていた宮里優作を間近で見ていてだけに、あの劇的な初優勝が岩井の心の中にも大きなものを残すことになった。

昨年末に行われたQTで19位となり、3年ぶりにツアー前半戦の出場権を手にした。今年は3年前の忘れ物を取り戻しにツアーに参戦することになる。そして、あの宮里優作と同じフィールドで戦うことが出来る。
「去年から三上幸一郎さんにコーチになってもらって、使えるミスが増えたんです。本人からみればミスでも、はたから見ればミスがミスではないミス。本番で使える球が増えてきたので、使える球が増えてきた。それがスコアに繋がってきたと思います。
今季、3年ぶりにツアーに出られるので、ツアーで最低シードはとりたいと思っています。優作先輩の優勝についていきたいと思います」と今季にかける意気込みを話してくれた。

ツアーに臨む再チャレンジとなる今年、開幕戦『Novil Cup』で優勝し、勢いにのって17日から開催される国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」に臨みたいところだ。

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