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谷口徹は「永遠にチャレンジャー」(全英オープン2日目)

初日は藤田と並んで7オーバーを打ち、やはり挽回が必要な立場でこの日2日目は6番でダブルボギーを打った。「低めのフックをうとうとしたら、どチーピンが出た。あれは痛かった」と、前半ですでに万事休すだ。
この日は、練習日も含めてこれまでとはまったく逆の東風にも「良いショットもあったけど、それが数字に出ていない」。2度目のミュアフィールドにも、「成長していると、感じる部分もあったけど」。それもまた、結果には結びついていない。
「永遠の課題ですね。まだまだ勉強が足りてない」。
初日は15時07分からのスタートに、辺りは明るくても「夜にゴルフをしているようなもの」。20時のホールアウトは、夜通しアドレナリンが出放しで、ゆっくりと眠れない。翌朝のこの日は10時06分のスタートに、「えー、もうまたゴルフをするの?」と、45歳にはさすがに億劫だった。
時差惚けも、抜けきれない身体を引きずってコースに来た。
そんな過酷な経験も、まだまだベテランには、し足りない。
「今までにも何回もやっているはずなのにね。これじゃ数だけ出ているようなもの」と自分に厳しく、「つまり、また何度も来て頑張るしかないということ。永遠にチャレンジャーでやっていくしかない」。一生修行は、ゴルフも同じだ。














