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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2013

貞方章男は「やらないわけにはいかない」

そしてこちらも“自宅通勤”。奈良県出身の貞方は、今年から住まいを大阪府の箕面市に構えて、開催コースのここ茨木カンツリー倶楽部は自宅から1㌔もなく、「門から門まで、10分もかからない」。
家族も応援に駆けつける中で、大先輩に感謝とお詫びの2位タイ浮上だ。

同じ奈良県出身の谷口徹に指導を受けたのは、今週の練習日だ。今季は思うようなフェードボールが打てないと、悩んでいた貞方。「フェードというよりも、右から右へ。スライス気味の球が出る」。訴える貞方に、時に辛口を交えながら的確なアドバイスを与えた。

「谷口さんは、トッププレーヤー。ベテラン側から見て、若者の足りないところがすぐ分かる」。その分、後輩の指導にかかりきりになり、おかげで貞方にはやるべきことが明確になり、試合に集中できるようになったがその分、「谷口さんは、自分の練習が出来なかったんじゃないか・・・」。予選落ちを喫した先輩に、恐縮しきりで優勝争いに加わった。

14歳で、奈良を飛び出し単身渡米。兄貴分の今田竜二よりも、早く米ツアーに挑戦した経歴を持つが、今季は日本ツアーのシード復帰を果たしたばかりで、この日は全米プロ覇者のY・E・ヤンとのラウンドにも、「さすがです。ドライバーの精度とか、グリーン周りの処理とか。僕は歯がまだまだ立たない」と、大きなことが言える立場でもない。

再チャレンジのためにも、まずは日本で1勝を。首位と2打差とビッグチャンスに「優勝を、目指してやらないわけにはいかない」。地元で、初の勇姿を披露したい。

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