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フジサンケイクラシック 2013

S・J・パクは惜しくも2週連続Vを逃す

先週、ツアー初Vをあげたばかりの勢いで、再び優勝争いに名乗りを上げた。谷原とともに、いまもっとも強いルーキーの前に、立ちはだかったが、72ホール目の18番でも、プレーオフ2ホール目の18番でも、富士桜の難解なグリーンの前に倒れた。

本戦の18番は、6メートルのバーディトライ。入った、と思った。拳を突き上げかけた。しかし、カップに弾かれた。小5でニュージーランドに渡った帰国子女は、信じられないといったゼスチャーで、何度も肩をすくめた。キャディと何度も顔を見合わせた。

そのあと、松山が短いパーパットを外して、再びチャンスが生まれたが、サドンデスの74ホール目はそれよりもっと短いバーディトライを外して「ここのグリーンは特に、18番が難しい」。スライスラインとにらんだそうだが、「読み切れなかった」と、肩を落とした。

2週連続優勝は逃したが、「松山選手のほうが、素晴らしいショットがあった」と、やっぱり今回も相手を称えることを忘れない。本戦は、前半の9ホールで4つのバーディも、後半は伸び悩んで2つのボギーに、「自分のゴルフが悪かった。その差が最後の結果に出たと思う」と、潔く、負けを認めて「このあとも、大きな試合が続くので、チャレンジして頑張ります」と、前を向いた。

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