竹谷佳孝(たけや・よしたか）がこの日、1イーグル、4バーディの6アンダー66をマークし、通算14アンダーの8位タイに浮上した。「3日目から寒くなり、パーをとるのがいっぱいいっぱい」の状態だったが、この日は「開き直ってやったのが良かった」という。

もともとヒールのほうで打つタイプだったことから、今年の9月くらいからハーフシャンクに悩まされてきた。右にふわっと、距離も出ないショットが1日1回は出る。この試合でも1日1回ぐらい、前日には2回でた。「こんな状態ではとてもこのステージでは戦えないと思っていたが、こういうもんだ」と開き直ったところ、「パターのリズムが良くなり、2〜3メートルのパットが本当に良く入ってくれて」この日のスコアにつながった。

だが、竹谷は今日のスコアに喜ぶのではなく「気を引き締めて明日も」プレーするつもりだ。「チャンスをもらっているので、耐えてしっかり攻めて」いければ、明日結果がついてくるだろう。2008年、2009年とツアーの出場経験があるが、この2,3年は苦しいシーズンを送っている。ぜひとも来年のツアー出場のチャンスを獲得し、ツアーでも暴れてほしい。

• 竹谷 佳孝