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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood 2011

ドンファンが単独首位に

最終日を前に、首位が入れ替わった。韓国のドンファンが2打差をつけて躍り出た。この日3日目は同組の津曲泰弦(つまがりたいげん)が、1番パー4で2打目を直接入れるイーグルで、いきなり4打差つけられた。

度肝を抜かれたが、「でもまだ3日目」。序盤はパットも決まらなかったが、焦らなかった。4番で下りフックの1.5メートルを外したが、「それで気持ちが切り替えられた」とミスを逆に発奮材料にして、反撃の時を待った。

67で回って逆転に成功した。後半は伸び悩んだ津曲を突き放したが、敵は上位の選手だけではない。「いま10アンダーの選手まで、チャンスがある」と、少なくともトップ10にいる選手には全員に逆転の可能性があると、ドンファンは警戒を緩めない。

「出来れば今日で終わってくれたら」というのが、2007年以来のツアー通算2勝目を狙う選手の本音だ。
「でもまだ明日1日残っていますから」と、気持ちを取り直して気合を入れた。
1日必ず何人かは60台前半を出す選手がいるというハイスコアの戦いも、「明日は僕が10アンダーを出せたら最高」と、最後までゲームを引っ張るつもりだ。
「そして出来れば優勝したい。狙っていきます」。

昨年まで母国で2年間の兵役をつとめ、今季復帰元年。2年のブランクもここで一気に取り返す。

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