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THE SINGHA CORPORATION THAILAND OPEN 2015

横田真一はタイまでやってきたけれど・・・

この日は9日の火曜午後にふらりと会場に現れたのはヨコシン。今年3月に、順天堂大学大学院・医学研究科の修士課程を修了したばかりの“マスター横田”。さっそく、コースの練習場に腰を据え、大量の汗をかきながら、調整を行ったが実はまだ出場できるかは、分からない。

タイのパタヤで行われるこのワンアジアと日本ツアーの共同主管競技も日本で開催されるトーナメントと同様に、現地で欠員が出るのを待つウェイティング制度を利用することができ、当初は日程が重なっている、チャレンジトーナメント「ISPSハンダグローバルチャレンジカップ」に出場の意志を伝えていたのだが、こちらはジャパンゴルフツアーの賞金ランキングに加算されるこの大会に、ファイナルQTは27位の横田にも出番が回ってきそうだと聞きつけて、慌てて飛んできた。

現地に着くなり、ケガのために欠場をほのめかしている選手がいると聞きつけて、ひそかな期待を持って練習に励むヨコシン。そしてスタッフの顔を見つけるたびに、「で、どうでしょうか・・・」。その後の動向が、気になってしかたないのは当然だ。

飛行機代もバカにならない。このまま結局、出場できなければ、何のためにはるばるここまで駆けつけたのか。スタートぎりぎりまで望みにかけるとしても、ひとまずある程度のめどがつくのが、10日水曜日の正午。
それまでは、落ち着かない時間を過ごすヨコシンだ。

※そして10日正午現在、横田は無事、繰り上げ出場を果たしました!(10日現地時間12時)

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