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ファイナルクォリファイングトーナメント第1日は、大混戦!

5アンダー67と好スタートを切った藤島征次
ファイナルクォリファイングトーナメント(QT)第1日は、セントラルゴルフクラブ(茨城県行方市麻生2196)の東コース(7,105ヤード パー72)、西コース(7,165ヤード パー72)を使用して、184名の選手が参加して行われた。
この日首位に立ったのは、6アンダー66をマークしたアンジェロ・キュー(フィリピン)、金ウーチャン(韓国)、チャワリット・プラポール(タイ)の3人。1打差の4位には、川岸良兼、冨山聡、藤島征次、上本義幸、阿部裕樹、綿貫直基、MU HUの7人が並ぶ混戦となった。

この日、首位にはズラッと外国選手が並び、これを日本選手のグループが追う展開となった。その中の一人、藤島征次(ふじしま・まさつぐ)は「ティショットが曲がっていた」もののアイアンショットがよく、7バーディ、2ボギーとまずまずの内容だった。ピンに「ついたところは全部パットが入った。いい流れに乗れた」と、振り返った。

昨年のQTではランク11位で、今年一年ツアーで戦ってきた。コカ・コーラ東海クラシックでは10位に入るなど、ベストテンフィニッシュも決めた。「きついところでラウンドしてきて、自分なりに耐えるゴルフを目指すようになった」とこの1年間の経験が活きている。

実は今回、征次は1歳上の兄・晴雄と共に参戦している。晴雄は補欠の6番目だったが、キム・ビオ選手がアメリカのQT受験のため、欠場して、出場のチャンスがめぐってきた。
「兄と一緒にツアーに出れたらいいです」と、すでに来年のシード権を持つ長兄の豊和とともに、3人兄弟でツアーに出場することが夢だ。

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